とあるオトコの痕跡

過去に思ったり経験したこと。今思ったり経験していること。しょうもない日常。適当に生きてきた痕跡をここに記録する。

言葉ってどくらい知ってる?

ということで、Android限定で、3文字熟語をどれだけ知っているか確認できるアプリを作ってみた。

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語彙力に自信のある人にはとくに挑戦して頂きたいアプリだけど、
知っているつもりでも知らない言葉って意外と多いことに気付くと思う。
自信のない人は語彙力を鍛えることができるいい機会になると思うよ。

今回は3文字熟語に限定して作ってみた。
ニーズに応じて4文字熟語や2字熟語、慣用句やことわざなど幅を広げようと思っている。

play.google.com


◆語彙力の大切さ
書経験が少なく言語能力が低い人は、ちょっとでも難しい文章を読んでみると、内容がまるで理解できないことがあると思う。
それは、文章中で使われている語彙そのものを持ち合わせていないからだ。
仮に、人とのコミュニケーションが得意で、普段の日常会話は問題なくできているという人でも安心していてはいけない。
いろんな本を読んでいると、普段の日常会話では決して使わないような言葉がたくさん登場することがある。
言葉の意味が分からないと、文章を読んでもその内容を頭の中にイメージすることができない。
イメージとはつまり想像力のことであり、文章に表現してある中身を具体的に場面や情景として想起し、再構築する力だ。
それができないと、まず思考することができない。

学生にとっては、どんな科目の試験においても文章を読んで解答することになる。
その文章そのものを理解できないとどうなるか、それは言うまでもなく明らかであろう。
国語の試験ならばなおさらだ。

これだけ書いただけでも、語彙力の大切さは大体わかって頂けたと思う。


◆語彙力を高めて豊かになろう
たった1つの言葉を知っただけでも世界観を拡げることができる。
ここでまず「世界観」の意味がわかっただろうか?
「世界観」という言葉一つをとって見ても、様々な背景をイメージすることができたと思う。
辞書やネットで意味を調べてみるとさらに視野が拡がったんじゃないだろうか?
つまりそういうことだ。
知っている言葉の数が多ければ多いほど、高度で複雑な表現が理解でき、また微妙なニュアンスを相手に伝えることができるようにもなり、思考も豊かになるということだ。
学生の方も、学校の成績や受験のためだけでなく、これからの人生を心豊かに生きていくためにも語彙力を高めて頂きたい。

覚えて損になることはないと自信を持って言える。


◆語彙力を鍛えるには
これは言うまでもなく、読書の習慣を身に付けることだ。
書物を読むことによってしか獲得し得ない語彙はかなり多い。
テレビを見ていても、たとえそれがお堅いニュース番組や討論番組であったとしても、語彙力を高める機会はあまりない。
書物を読むことなしに、語彙は増えていかないのだと思っていてよいだろう。


◆語彙力を集中的に鍛える
そのためのこのアプリだ。
読書だけではどうしても長期戦になってしまうので、短期集中的に鍛えたいならばこのアプリを使用してほしい。
基本的には、どれだけの言葉を知っているのか確認するつもりで使用しても構わないが、語彙力に自信のある人でも、知らない熟語がたくさんあることに気付くだろう。

このアプリでは、1,000以上の3文字熟語を毎回ランダムに出題する(今後増やしていくことも検討している)。
これを1週間のうちにどれだけ答えることができるか、ゲーム感覚で楽しみながら語彙力を高めることができるというものだ。
続けてやっているうちに、いつの間にかたくさんの熟語を覚えていることに気付くだろう。
1度答えた熟語は、1週間以内であれば何度でも意味を調べることができるようにしている。
日曜日から月曜日になるタイミングで、これまで1週間の実績はクリアされ、最初からやり直すことができる。
 
どうせ時間をつぶすのなら有意義につぶそう。
勉強のつもりではなく、パズルを解く感じで挑戦してみよう。
つまらないと感じたらアンインストールしていいから、試しに一度入れてみてね。